2022.8.16.UP.
難波江の 芦のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 孤悲わたるべき (皇嘉門院別当)
なにはえの あしのかりねの ひとよゆえ みをつくしてや こひわたるべき
訳:難波江の芦の狩根の一節ではないが、たった一夜の仮寝のために、命を捧げて恋いつづけなければならないのでしょうか。
「難波江」は現在の大阪市の入江。
「難波」は、「芦」や「澪標(みおつくし)」を連想させる歌枕。
「かりね」は、「狩根」と「仮寝」の掛詞。
「ひとよ」は、「一節(ひとよ)」と「一夜」の掛詞。
「みをつくし」は、「澪標」と「身を尽くし」の掛詞。
この和歌は…。
歌合の「旅の宿りに逢ふ孤悲」ちゅう題で詠まはった歌。
この歌の「縁語」に注目すると…。
難波江の 芦の狩根の 一節ゆゑ 澪標てや 孤悲わたるべき
「芦/狩根/一節/澪標/わたる」が「難波江」の縁語。
節のおます芦は難波のシンボルで、芦を刈り取った寂しい難波江を、澪標を頼りに舟が渡って行く寂しさの設定。
そこに主文脈の…。
仮寝の 一夜ゆゑ 身を尽くしてや 孤悲わたるべき
かりそめの契りが、一生の心の傷になる…。
その驚き、嘆きに自問しと〜作者。
ま〜、こないな恋は「錯覚」ちゅう事も多々おます。
いや、今までの体験や見聞においては、100%のよ〜だすな〜。
しかし、「それでおましたら無味乾燥!」ちゅう「期待感」が「美化」させとんかもしれまへんな〜。
そ〜ゆ〜事で、今回のテーマは「錯覚錯誤」。
皆はん、今の世の中…。
サイトやブログやTwitterで、占い関係のとこを読んでみなはれ。
実績も無く自分の腕前が確かやおまへんのに…。
一丁前の口をきく輩がワンサと居てまへんか?
こないな輩の書いた記事を読み、世の占いファンが減って行く。
こないな輩が居るから、占いがメジャーにならん!
こないな輩は、自分の占いが確かやちゅうて「錯覚錯誤」してまんねん。
実績もおまへんのにね。
わてなんか…。
そないなジャンルにわてが投稿したら、わてもそないな輩といっしょにされるんやおまへんかちゅうて…。
躊躇してまうしだいだす。
そ〜ゆ〜事でわては…。
わての「占い教室」で実績でモノが言える占い師を作る事に専念してま!!
ほんでそないな占い師を、1人でも多く世に送り出し…。
マトモな占い師の絶対数を多くする=占いがメジャーになる。
これがわての構想でおます。
また…。
わてのHP『関西占い物語』のサブタイトルの…。
「正しい四柱推命を 正しい占い師から 正しい理解者へ」の「正しい理解者」とは?!
占いや四柱推命に対しての「正しい見識」を持つお人はん方を指しておます。
確かやおまへん四柱推命のくせに、一丁前の口をきいてくる「錯覚錯誤」しと〜「巷の占い師」や…。
確かな見識がおまへんのに、自分は見識高い人間やちゅうて「錯覚錯誤」しと〜評論家気取りの「占いフェチ」。
この御仁らは入っておまへん。
そ〜ゆ〜こっちゃ。
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