五行の真理

2023.12.29.UP.

きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む (後京極摂政前太政大臣)
きりぎりす なくやしもよの さむしろに ころもかたしき ひとりかもねむ

訳:こおろぎの鳴く、この霜夜の寒々とした筵(ムシロ)の上に、私は衣の片袖を敷いて、ただ独り寝る事になるのかなあ。

「きりぎりす」は、今のコオロギ。
「さむしろ」の「さ」は、「寒し」を響かせておます。
「衣かたしき」は、共寝の時は互いの袖を敷き交わしまっけど、独り寝の時は片袖を敷いて寝る事になり申す。

この和歌は…。
正治2年(1200年)後鳥羽院が提出を命じた「正治百首」の1首。
これは「本歌取り」ちゅう有名な古歌の表現を取り入れて詠まれてま。
この歌の本歌は「古今和歌集」(恋四)の689の歌…。

さむしろに 衣かたしき 今宵もや 我を待つらむ 宇治の橋姫
(窮屈な筵に独り寝をして、今晩も私を待っているのだろうか。あの宇治の橋姫は)

「宇治の橋姫」は、「宇治橋の守り神」で、作者はんの馴染みの女子(おなご)はんをそれに例えておます。

「本歌取り」はパクリでおます。
しかし、この歌は「本歌」をパクっと〜だけやおまへん歌だす。
「きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに」がそれを物語っとんやおまへんか?!

こないな諷に、パクリでも良質なパクリがおまっけど…。
パクリの低質な領域から逃れられんパクリが世の常だす。
ジェネリックの薬、コピー商品…etc。

四柱推命の世界では大変だっせ!
五行のホンマの教育を受けてへんモンが…。
四柱推命で「五行五行」ちゅうて言うモンだっから…。
その五行をパクって、得手勝手な理論を展開して行きよる。

五行を実際の物質ど〜りに扱うんは相生相尅の時だけなんだっせ。
アトは単なる記号として五行を取り扱うんが「スジ」でんねん。

そやのに無知な戯けが五行の事をコピー。
ほんで、戯けだっから…。
「五行の相生相尅」の範囲を越えて…。
「五行を実際の物質ど〜りに扱う」愚を…。
悪いドタマで類推しはるから大変!
どないもこないも行けん領域に入ってしまう。

ほんで、挙げ句の果てには…。
占いなんかナ〜ンも知らん「魚屋のオっちゃん」に…。
あんまりな「稚拙」な「こじつけ」を笑われる。

その実際は「五行はこじつけまへん!」「稚拙な五行の解釈」に書いてまっから読んでおくんなはれ。
こないな五行の解釈を得手勝手にしはったら、間違うどころか他人はんに笑われる事になり申す。

そ〜ゆ〜事で…。
わてはわての弟子にはいっつも言うておます。
「占い師はどの稼業のモンよりも『超』常識人間やおまへんと、笑われまっせ。」ちゅうてね。
常識がおましたら…。
五行を「稚拙」な「こじつけ」で解釈する事はおまへんちゅうこっちゃ。

わては昭和63年から占い師をやってまっから…。
そないな「愚」を見聞して来申した。
そやから…。
わての弟子に、事あるごとに言うてまんねん。

今回は五行の留意点のお話。
皆はん、留意して下されや〜。

五行を実際の物質ど〜りに扱うんは相生相尅の時だけ。
アトは単なる記号として五行を取り扱うんが「スジ」。
こないな事がパーフェクトに成立するんが「超上級」のレベルでおます。
ほんで、このレベルで「日干中心論エネルギー型」がパーフェクトに完成し申す。

上林岳承

総合開運研究学会
上林岳承

運命鑑定/プロ養成占い教室
gakusyou@gmail.com


プロの四柱推命『関西占い物語』

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