2008.1.5.UP.
春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 (持統天皇)
はるすぎて なつきにけらし しろたへの ころもほすてふ あまのかぐやま
訳:春がすぎて、夏が来てしまったらしい。夏になると白妙の衣を干すという、この天の香具山に。
「白妙の衣」ちゅうんは「真っ白な衣」と「真っ白な卯の花」との掛詞ちゅう説を、わて取りと〜おます。
初夏に「真っ白な卯の花」が香具山に咲き乱れて、「ああ! 今年も夏が来たんや!!」ちゅう詠み人の新鮮な気持ちを表現した和歌ちゅうて、解釈した方が夢がおまんがな〜。
みなはん、そない思いはりまへんか?!
それとも、今みたいに衣類の汚れをキレイに落とす洗剤のおまへん時代の、汚い洗濯もんを干しとんを見て、詠み人が「ああ! 今年も夏が来たんや!!」ちゅうて思う様を佳しとしはりまっか?!
また、この和歌は「万葉集」に載ってまんのを、定家はんが「小倉百人一首」に選ばはったんだすが…。
「万葉集」には…。
春すぎて 夏来たるらし 白妙の 衣ほしたる 天の香具山
(春がすぎて夏が来たらしい。真っ白な衣がほしてある。天の香具山に。)
ちゅうて載ってまんねん。
「万葉集」は万葉仮名で書かれてまっから、昔でおましても時代によっては学問の進化で訓みが違ってまんねん。
参考に、この和歌は…。
春過而夏来良之白妙能衣乾有天之香具山
ちゅうて書かれてまんねん。
定家はんが「小倉百人一首」に選ばはった当時も、いろんな訓みがおましたんだっしゃろ〜な〜。
そやけど、定家はんが「これや!」ちゅう訓みを採用しはったんだっしゃろ〜な〜。
そ〜ゆ〜事で、今回のテーマは「選択」…、せ・ん・た・く。
「せんたく」は「選択」と「洗濯」の、ヘヘヘ、掛詞だっせ。
人生、分岐点で我々は「選択」を迫られる場面が多々おます。
買い物、進学、就職、恋愛、結婚etc…。
特に恋愛での恋人選び…。
これは大切だっせ!!
「2つ年上の姉さん女房は、金のワラジを履いて探せ!」ちゅう事が言われてまっけど…。
これは年上の女子(おなご)はんを探す時だけやおまへんで〜。
男は、金のワラジを履いて、ホ〜ンマにエエ女子(おなご)はんを探さんとあきまへん!!
ほんで、探し出しはったんだしたら…。
どないな犠牲を払ろ〜てでも手に入れやんとあきまへん!!
エエ女房は、男の宝だっせ!!
そやけど、ここで問題が…。
選択の時期ちゅうのがおますねん。
この時期を間違いはったら、相性もクソもおまへん。
縁無しになってしまいま。
エッ?
「時期なんてモン、わかれへんやんか?」ってだっか?!
ヘヘヘ、そやさかいに占い師がこの世にいてまんねん!
信頼でける腕の確かな占い師はんに聞いてから行動しはるこっちゃ。
四柱推命では「何月何日から何月何日の間で、決断しなはれ!」ちゅうて、わかりやす〜に出て来まっさかいな〜。
エッ?
「岳承はん、それって通変星を見るん?」ってだっか?!
ヘヘヘ、あんさん、ちょっと四柱推命を齧ったはりまんな〜。
そ〜ゆ〜場合もおまっけど、ちょっと考えてみなはれ?
通変星は10個おまんねん。
ほんだら、10年で一巡しまんな〜。
すると、例えばだっせ、結婚を10年ごとに決断しまんのんか?!
どないだ?!
おかしおまっしゃろ〜。
ほんだら、何を見るんか? ちゅうと…。
貴人神殺でんねん。
プロは或る一部の貴人神殺を、巧みに使こ〜て判断しまんねん。
この貴人神殺ちゅうんは、ある条件が揃わんと働きまへんねん。
この特殊な性質を使こ〜て判断しまんねん。
貴人神殺を命中で性格判断のみにしか使こ〜てへん占い師はんは、ヘヘヘ、アマでんな〜。
この貴人神殺は…。
第1種貴人神殺、第2種貴人神殺ちゅうて分類でけ申して…。
さらに第2種貴人神殺を2つに分類して…、合計3分割して使いまんねん。
エッ?
「そんなん知らんかった。」ってだっか?
ほんだら、あんさんのお師匠はんに聞きなはれ。
あんさんが、おりこうさんなお弟子はんだしたら教えてくれまっせ。
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