2008.8.1.UP.
このたびは ぬさもとりあへず 手向山 紅葉の錦 かみのまにまに (菅家)
このたびは ぬさもとりあへず たむけやま もみぢのにしき かみのまにまに
訳:今回の旅では、きちんとぬさを捧げる事もできません。そのかわり、手向山の紅葉の錦を神の御心のままにお受け取り下さい。
「このたび」の「たび」ちゅうのは、「度(たび)」と「旅」の掛詞。
ヘヘヘ、粋でんな〜!
「ぬさ」は「幣」ちゅうて書き申して…。
神への捧げものでおまして、布や紙などを細かく切って神前に撒いて、当時は旅の安全を祈ってはったんだすな〜。
「手向山」は、京都から奈良に抜ける途中におました山。
あるいは、「神に手向け」をする山…、こないな説もおま。
この和歌は、菅家(かんけ)…、すなわち菅原道真(すがわらのみちざね)はんが、宇多上皇はんのお供をして、京から奈良に行かはった時の歌でんねん。
菅原道真はんは、この旅の翌年に、宇多上皇はんに右大臣に大抜擢されはった。
ところ〜が、それが菅原道真はんの不幸の始まりで、左大臣の藤原時平(ふじわらのときひら)はんにハメられて…。
九州に左遷され、太宰府で亡くなってまう。
菅原道真はんの死後、菅原道真はんを神として、人々は祭らはった…。
それが「天神」はんでんねん。
菅原道真はんは、心のキレいな詩人、学者はんだしたんで、「天神」はんを学問の神様として現代に至ってるんだす。
政権争いだしても、他人はんをハメるちゅう事はキツい事でんな〜。
怨みを買いまっからな〜。
政権争いみたいな規模のモンやの〜ても…。
特に恋の怨みなんぞは巷の新聞をいっつも賑わしてまっからな〜。
ま〜、わてに言わしたら、恋人をハメるから怨まれるんだして…。
マスコミでは、加害者ばっかり問題視したはりまっけど、わては、怨みを買うよ〜な事をした被害者に人道的問題がおまへんか?! ちゅうて世に提起しと〜おます!
マスコミは、ナンで犯行に加害者が及んだんか?! ちゅうとこを、もっと追求して報道してもらいたい! ちゅうて思〜とんは、わてだけだっしゃろ〜か?!
被害者の落ち度を報道する事によって、同んなじ犯行を未然に防ぐ事がでけるんと違ゃいまっか?!
悲劇の加害者を作らんためにも、被害者の落ち度も報道すべきやと思いまっせ!!
ところ〜で、マスコミが説明不足な事は他にもおまへんかいな??
マスコミの説明不足…。
マスコミの説明不足ちゅうたら…。
年金制度!
巷では「年金年金」ちゅうて賑わってま。
そやけど…。
年金をもらえる、もらわれへんやの〜て、「いくら払ろ〜て、いくらもらえるんか??」ちゅう事をハッキリささんとあきまへんで〜。
「年金制度を信じれん。」ちゅう御仁もいたはりまっけど、年金制度は崩壊しまへん。
そやないと、国内で暴動が起こりまっからな〜。
そ〜ゆ〜事で、「年金云々」やの〜て、あんさん自身が「いくら払ろ〜て、いくらもらえるんか??」ちゅう事をハッキリ把握しとかんとあきまへんねんで〜。
それは?! ちゅうと…。
わて、最近、ヤボ用で年金相談に行く事になり申して…。
そやけど、みなはん聞いておくんなはれ。
わてらみたいな自営業者の国民年金ちゅうたら…。
満額もらえても、年間50万円ほどなんやそ〜だっせ。
ちゅう事は…。
月額4万円程度でんがな〜。
わての場合、高校教諭時代の「私学共済」、他の職についとった時代の「厚生年金」がおまっから…。
も〜ちょっともらえるよ〜でんねんけど…。
月額10万にはなりまへんやん。
そのわての驚きを見た係の人が…。
「歳とったら、それくらいのお金で事足りる云々。」ちゅうて言わはった。
ヘヘヘ、わては、それではイヤでんねん!
わては、そないな縮小された晩年のために、今まで生きて来たんやおまへんやん。
わては、何歳になり申しても、フンダンに軍資金を使こ〜て生きて行きと〜おますんや。
それは、ムダ使いや死に金やの〜て、わての人生の「肥やし」になるよ〜な事のために使うゼニ…。
つまり、軍資金。
そないなゼニの使い方を、何歳になり申しても、しと〜おますんや。
みなはんも、そない思いはりまへんか?!
わては、何歳になり申しても…。
今よりも巨額な軍資金を使うよ〜な、アクティブな人生を送りと〜おますんや。
ところ〜で…。
年金はサラリーマンの方々には、ホ〜ンマ有利な制度やちゅう事も、今回の年金相談でわかり申した。
何度も言いまっけど、わてら自営業者の国民年金の年金支給金との額が違い過ぎまっさかいな〜。
しかし、わては、それはそれでエエと思〜てま。
だって、サラリーマンはんらは上からの命令で働かはり、月々の給与をもろ〜たはる。
つまり、「与えてもらう」世界の人間だす。(そやから「給与」ちゅうて言うんだす。)
そやけど、わてら自営業者は誰からもゼニを与えてもらうんやの〜て、「自分でゼニを作って行く」世界の人間だす。
そのエエ悪いは別で…。
わては、年金相談の帰り、改めて、わてのビジネスにおいての、やるべき事を再認識でけ申したちゅうこっちゃ。
他人はんや国の制度に頼る事なく…。
自力で、自分の手で…。
晩年もゼニを作って生きて行く…。
わては、昔、占い師になり申した時、こないなロマンをかかげとったんやった。
わては、今年、変化の時期でんねん。
そないな時に、再び、初心を思い出す事がでけ申して…。
ホンマ、よかったちゅうて思〜てま!
クルマ転がす時、あれこれとギアを入れ申しても、必ずニュートラルにシフトするんといっしょで…。
人生も、原点に戻るちゅう事は…、ホンマ、大切な事でんな〜。
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