2008.10.21.UP.
久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ (紀友則)
ひさかたの ひかりのどけき はるのひに しづごころなく はなのちるらむ
訳:日の光ののどかに差している春の日に、どうして落ち着いた心もなく、桜の花はあわただしく散っているのだろう。
「久方の」は、天、空、光なんかに掛かる「枕詞」だす。
「古今集」以後、「花」ちゅうたら桜を指すよ〜になったそ〜でんねん。
そやさかい、今回の「花」も桜を指してまんねん。
桜ちゅうんは満開の桜よりも散る桜を、王朝の歌人はんらは好まはったよ〜だして…。
散る花を 口あけて待つ 蛙かな (小林一茶)
こないな俳句もおますぐらいだす。
ま〜、散る桜の歌はギョーサンおまっけど、この「久方の…」の和歌は有名だして…。
この百人一首の編者、定家はんが有名にしはったちゅうこっちゃ。
エッ?
「桜の講釈はわかったけど、岳承はんは『桜は嫌いや!』ちゅうて言〜てへんかった?」ってだっか?!
そ〜でんねん。
わて、桜が大嫌いでんねん。
わては桜のハッキリせん色が大嫌いでんねん。
ンン…、ハッキリせん…??
ハッキリせん…。
ハッキリせんちゅう事は…、わからへんちゅうこっちゃ。
わからへん…、わからへん…。
わからへん…、ちゅうたら…。
人間関係で、その人の思考パターンがわからへん場合がおますな〜。
そ〜ゆ〜御仁との人間関係には、ど〜しても越え合う事のでけん垣根ちゅうのがおますんと違ゃいまっか?!
わても経験おまっけど、こないな御仁の思考パターンちゅうか…、ホンマにわかりまへんのんや。
ナンで、ここでこないな意見を出して来はるんか?!
その意見に賛同でけんでも、その御仁がナンでその意見を出して来はったんか?! ちゅうんが理解でけるんが普通でんがな〜。
そやけど四柱推命で言う、或る星と或る星の組合わせの人間関係だすと、相手の出して来はった意見の出どころが、ホ〜ンマにわからんのんだす。
これは、先方はんも一緒だして…。
お互いがわかり合えん…、すなわち、ど〜しても越え合う事のでけん垣根がおまんねん。
この人間関係の組合わせは、四柱推命の初歩のテクで簡単に知る事がでけま。
そ〜ゆ〜事で…。
義務教育で、四柱推命のその部分を学校で教えはったらイイんじゃ〜ないですか?! ちゅうてジョークで思う次第だす。
住んど〜世界の違ゃう人間は確かに存在しま。
最近つくづく、わては実感し申す。
これだけは、ホンマしょ〜おまへん。
住んど〜世界が違ゃいまっから…、考え方、思考パターン、価値観、求めるモノ…etc、全て違ゃいまんねん。
我が国は単一民族だっから、そ〜ゆ〜ところに無頓着だす。
そやけど、アメリカのよ〜な多民族の集合国家は西部開拓史に見られるよ〜に、そ〜ゆ〜ところに敏感に反応しはるんだす。
それを、訳知り顔の愚かモンは人種差別やちゅうて言わはりまっけど、わては危機管理の一つやと思〜てま。
ナンか、難しい話になり申したけど、人間関係…、ホンマ難しいモンだす。
最終的には、その人の冷静なる判断で決定しはったらよろしおまんねんけど…。
信頼でける占い師に、その辺の根底的な事を聞かはって参考にしはるんも生活の知恵やと思いまっせ!
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