2008.11.24.UP. 2011.9.19.更新.
白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける (文屋朝康)
しらつゆに かぜのふきしく あきののは つらぬきとめぬ たまぞちりける
訳:白露に風の吹きしきる秋の野は、まるで、緒につなぎとめていない玉が散りこぼれるようだよ。
これは、「白露」の美しさを詠んだ歌だす。
「つらぬきとめぬ玉」ちゅうんが、この和歌の詠みどころだして…。
秋の草葉の白露が、風にあおられ吹き飛ばされて行く…。
その姿を、まるで真珠が乱れ飛ぶよ〜やちゅうとんだす。
「露」を写実的に描かんと、「玉」に例えるんが…、ヘヘヘ、わての大好きな「古今調」やちゅうこっちゃ。
イイんじゃ〜ないですか?!
ところ〜で、この和歌に類する和歌が「後撰和歌集」の紀貫之はんの歌におまして…。
秋の野の 草は糸とも 見えなくに 置く白露を 玉とぬくらむ
訳:秋の野の草は糸であるとも思えないのに、どうして草の上に置いている白露を玉のように貫いているのだろう。
こないなんがおます。
しかし、ナンでんな〜、「白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける」ちゅう、この歌は、わて、単なる景色の描写だけやおまへんちゅうて思いまんねんけど…。
エッ?
「岳承はん、またかいな?!」ってだっか?
ヘヘヘ、そない言わんといておくんなはれ。
これは、わての「ひとりごと」だっから…。
「つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける」…、つまり、糸でしっかりと繋ぎ止めておかんと真珠の玉が飛び散ってまうっちゅうて言〜とんだす。
これは、恋人同士の事を言〜とんと違ゃいまっか?!
すなわち、恋愛の継続…。
恋愛が始まり申しても、その恋愛を継続ささんとあきまへんやん。
恋人の機嫌を取ったり、物を買〜たったり…。
そやけどみなはん、恋愛をしはって、これまでその継続のみにアクセクして来はりまへんだしたか?!
夫婦もそ〜だす、継続のために夫婦をやって来はりまへんだしたか?!
これでイイんだっか?!
みなはん?!
男と女が愛し合うちゅう事は、その継続のためのみだっか?!
そら継続は善だす。
しかし、それのみにあがいと〜人類の歴史がおまへんか?!
も〜1度、言いまっせ。
男と女が愛し合うちゅう事は、その継続のためのみだっか?!
それのみと違ゃいまっしゃろ〜。
男1人で生きるよりも、愛する女子(おなご)はんと恋人や夫婦でおる事によって、2人の相乗効果がおますから、異性を愛そ〜とするんと違ゃいまっか?!
わては、そない思〜てまっせ。
恋って、継続させるためにある?!
恋をして、継続させるために躍起になる?!
これが恋?!!
2人でおる事による相乗効果。
その事のための恋と違ゃいまっか?!
四柱推命も…。
『命中』による、その人の性格をとらえて…。
それのみで、カウンセリング式に鑑定をするんやの〜て…。
『大運』で大きく未来予知をし…。
『波運』で、その未来の動きのタイミングを把握して…。
『命中』『大運』『波運』の三次元で看ていかんとあきまへんやん。
この3つの相乗効果!
それが四柱推命による鑑定のコツちゅうか…。
リズムちゅうか…。
あるべき姿でんねん。
この訓練を徹底的にするちゅう事が…。
四柱推命のプロへの修業の…。
具体的な内容でんねん。
こないな訓練が充分にでけとったら…。
四柱推命の世界で…。
プロとして継続はおろか、制空権を得て生きて行けるんと違ゃいまっか?!
そ〜ゆ〜こっちゃ。
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