2009.6.1.UP. 2011.4.12.タイトルを含めて更新.
君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな (藤原義孝)
きみがため をしからざりし いのちさへ ながくもがなと おもひけるかな
訳:あなたに逢うためなら死んでも惜しくないと思っていた命までが、逢瀬を遂げた今は、末永くあれば良いと思うようになりましたよ。
「君がため」は、あなたとの恋が成就するためには。
「命さへ」は、命までもが。
「長くもがな」は、長くありたい。
この歌は、初めての女子(おなご)はんと契りを交わしたアトで詠まはった和歌だす。
男として…。
わては、その気持ち…、わかり申す。
それを技巧を使いはらんと、ストレートに詠んだとこが…、ヘヘヘ、またイイんじゃ〜ないですか?!
しかし、この殿方はん…。
歴代の契りを交わした女子(おなご)はんと…。
心ん中で…。
ヘヘヘ、比較をしたはるんと違ゃいまっか?!
さて?!
その結論は吉と出はったんか?!
凶と出はったんか?!
次に述べるんは、わての友人の、或る2人の歴代の彼女はんの比較バナシだす。
大学3回生の初夏…。
当時の彼女はんと大学通りを駅へ歩いとったら…。
急に雨が降って来て…。
彼女はんがたまたま、折りたたみ傘を持っとったから…。
「アイアイ傘ネ!」ちゅうて…。
そこまではよろしおました。
ジェントルマンとして、わての友人が傘を持ち…。
ジェントルマンとして、わての友人は濡れてもエエさかい、彼女はんに傘のほとんどを差し掛け申した。
すると彼女はんは…。
「何してるの!! ○さん、ずぶ濡れやないの!!」って…。
傘の柄をぶんどって、わての友人に差し掛けて来た。
わての友人は…。
「エエんや!! 俺は濡れるんは平気やし気にしてへん!」ちゅうて…。
彼女はんから傘を取り返して、さらに彼女はんにだけ傘がかかるよ〜に極端に差し掛け申した。
ほんだら彼女はんは怒って…。
(二人とも気が強よ〜て我がままでんねん。)
結局は、そ〜ゆ〜事の繰り返しで傘が…。
傘がぶっ壊れても〜て…。(ホンマは、二人、おもろがって壊した。)
二人は傘がおましたのに…。
ずぶ濡れになっても〜て…。
「ア〜ア…。」
近鉄「長瀬」駅まで二人で走って…。
駅のひさしの中で、仲よ〜笑い合って握手!!
その時の彼女はんの目が、ものすご〜まん丸かった!! ちゅうたはった。
しかし?!
そ〜ゆ〜体験がおましたのに…。
それから数十年後…、H23年現在から言い申すと…、4年前…。
「新神戸」駅付近を、別の彼女はんと相合い傘で歩いとった、わての友人。
やっぱりわての友人、ジェントルマンとして彼女はんに、その傘のほとんどを差し掛けて歩いとった。
しかし、歩いと〜タイミングで…。
傘を動かす事になっても〜て…。
その女子(おなご)はんを一瞬だっけど、傘でカバーでけん状態になってしまいましてん。
ほんだら?!
その女子(おなご)はん?!
傘をニラみながら目で追ったはるんだす。
女として、雨で濡れんよ〜に傘を差し掛けてもらうんが…。
ヘヘヘ、当たり前やちゅうて思〜たはるんだすな〜。
ま〜、十人十色…。
十人十色でんねんから、イイんじゃ〜ないですか?! ちゅう事だっけど…。
ま〜、対照的な2人の彼女はんでんな〜。
恋愛しとって…。
どっちが幸せやったか?! は…。
聞くまでもおまへんのんと違ゃいまっか?!
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