2011.10.19.UP. 2012.1.3.更新.
見るめなき 我が身をうらと 知らねばや かれなであまの 足たゆくくる (小野小町)
みるめなき わがみをうらと しらねばや かれなであまの あしたゆくくる
訳:海松布(みるめ)も生えない浦と知らないから、離れないで海人(あま)が足がだるくなるほどやって来るのか? それと同じように、逢う機会もない自分の身を嫌だと思わないから、離れる事なく、あの人は足がだるくなるほどやって来るのか。
「見るめ」は、海藻の「海松布」と男女が逢う機会の「見る目」の掛詞。
「うら」は、「浦」と「憂(う)」の掛詞。
「海人」は、自分のところに通〜て来る男を比喩したもの。
「海人」は、「海女」やおまへんで漁師全般を指し申す。
平安京には海がおまへなんだんで…。
当時の貴族はんらには、海は興味深いモンやったんだす。
この歌…。
恋歌にし申しては珍しく…。
愛情を受け入れる気がおまへんちゅうか…。
冷めと〜ちゅうか…。
惰性ちゅうか…。
諦めちゅうか…。
相手を冷と〜冷静に観察しと〜歌だす。
愛してもおまへんのに…。
あれこれとゴタクを述べ固めて自分を偽り…。
夫婦を演じと〜家庭を連想しまんな〜。
わて…。
この稼業しとって…。
夫婦って、一体ナンなんだっしゃろ〜か?!
ちゅうてよ〜考える事がおます。
或る日わて…。
伊勢に仕事で行き…。
「夫婦岩」を見て来申した。
小学校の修学旅行で行った時は…。
見て好かったちゅうて思い申した。
しかし…。
その日は「こんなモンかいな?!」ちゅうて思い申した。
だって…。
小さい岩に「人」が縄を架けただけのシロモノでんがな〜。
あのあそこの浜の…。
あの岩での〜ても…。
他でも代用は効くし、その方がエエ場合もおます。
エッ?
「あの岩の間から朝日が昇る。」ってだっか?
あんさんな〜。
それは、そのように昇る位置から…。
これもまた「人」が、ただ単に見と〜だけの事でんがな〜。
結局は、あの岩は「人」が勝手に作ったモンやちゅうこっちゃ。
ほんで、その講釈も「人」が勝手に言うただけのこっちゃ。
わては、そないな事実を考えとって…。
「夫婦岩」は、ホンマに「夫婦岩」やっちゅうて、ガテンし申した。
そ〜だっしゃろ〜。
「夫婦」も「人」が考えた制度やし…。
その制度に付加価値を付けたんも「人」や。
そら…。
夫婦になっと〜カップルが全員…。
いや、過半数でもよろしおまっから…。
ホンマに愛し合〜たモン同士の結合で…。
その気持ちが継続しとんだしたら…。
わては夫婦の価値を認めま!
しかし、違ゃいまんがな〜。
逆にイヤになり申したのに…。
「人」が作った制度の掟に縛られて…。
身動きが取れんのんって…。
わては死ぬるほど苦しい!! ちゅうて思いまっせ。
ほんだら…。
ナンで別れられんのんか?!!
いろんな社会的な理由もおまっしゃろ〜けど…。
現実的には、その人が脱いだ靴を見ても吐き気がするほどにならんと…。
離婚はでけ申さん。
そこに至るまで…。
自分の身の損得勘定が主導で…。
離婚するせんをコントロールしとんと違ゃいまっか?!
しかし、四柱推命で「離婚」ちゅうて出ておましたら…。
四柱推命で指定した時期に…。
みなはん、離婚しはりまんねんけど…。
四柱推命で「離婚」ちゅうて出てまへんだしたら…。
離婚になりまへんさかい…。
ヘビの生殺し状態やちゅうこっちゃ。
そないなご夫婦はんは…。
占い以前の問題で…。
初めっから全てが間違ご〜たはるケースが多々おます。
配偶者の選び方のみを指して言うとんやおまへん。
全部全部全部…、全部が間違ご〜たはるんだす。
そやから…。
結婚前に、よ〜にわてに…。
シビアな鑑定を受けはるこっちゃ。
そ〜ゆ〜こっちゃ。
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