2012.9.12.UP.
わたの原 漕ぎ出でて見れば ひさかたの 雲居にまがふ 沖つ白波 (法性寺入道前関白太政大臣)
わたのはら こぎいでてみれば ひさかたの くもゐにまがふ おきつしらなみ
訳:大海原に船を漕ぎ出して見わたすと、雲と見間違えるばかりに、沖の白波が立っているよ。
「わたの原」は大海原。
「ひさかたの」は、「雲居」の「雲」にかかる枕詞。
この歌は…。
藤原摂関家で最後の、政治上の実権者「藤原忠道」はんの詠まはった歌だす。
保元の乱で…。
藤原忠道はんは、家督争いに勝たはったんだすが…。
保元の乱〜平治の乱を経て…。
平清盛はんの時代になって行ったんだす。
そやけどこの歌…。
大海原の沖の白波が…。
雲と見間違えるほどの、壮大な景観を詠んだはる!
トレ・ビヤン(フランス語で「とてもイイ!」)。
その壮大な景観の背景におますんは…。
沖の白波を雲と見間違える…、錯覚!
錯覚するほど…。
それほど、壮大な景観やったちゅうこっちゃ。
錯覚…。
錯覚ちゅうたら…。
わてら…。
恋愛で、「愛」を錯覚して…。
相手はんを「愛してる」ちゅうて…。
思い込んでまう事っておまへんか?!
お・ま・へ・ん・か?!
「錯覚の愛」…。
「錯覚の愛」のみならず…。
「並の愛」や「錯覚の愛」の時…。
その愛がリセットされる時期ちゅうんが…。
四柱推命では計算でけ申す。
そやから…。
四柱推命で、二人のその時期を出さはって…。
その時期が過去に巡り来とったのに…。
二人は解散してまへんだしたら…。
二人の愛は…。
「並の愛」や「錯覚の愛」でおまへんかったちゅうて…。
わかりはるんと違ゃいまっか?!
二人が…。
「並の愛」や「錯覚の愛」やおまへんだしたら…。
男女の仲ちゅうんは、案外タフだして…。
別れたり…。
愛する気持ちがシラフになるちゅう事は…。
ま〜おまへん。
ずっとずっと…。
相手はんを想う気持ちは…。
相手はんを観る目は…。
クレイジーでドランクなモンだす。
わては言い切れ申す。
二人の愛が…。
「並の愛」や「錯覚の愛」でおまへん愛だしたら…。
二人は別れる事はおまへん! ちゅうて!
それも形のみやの〜て…。
クレイジーでドランクな二人のままで…。
別れ申さん。
エッ?
「うちらも、そうや!」ってだっか?!
あんさん!
読解力を持ちなはれや〜。
わては「形のみやの〜て、クレイジーでドランクな二人のままで別れ申さん。」ちゅうて言うてまっせ!
あんさんとこは…。
恋の初めもクレイジーでドランクでおまへんだしたし…。
女子(おなご)のあんさんは、ガキ(すんまへん!)がでけたから別れんかった…。
安全第一主義でおまして…。
あんさんの旦那は…。
あんさんと別れたら…。
年収が低いんで、他の女子(おなご)はんに相手にされへんし…。
あんさんから、住居も商売道具も全部、提供されと〜から…。
金ヅルを失の〜てまうから、あんさんと別れへんかったちゅう事が…。
わかりまへんか?!
わてがここで取り扱こ〜と〜、男女の愛ちゅうんは…。
思惑のみで…。
ちっとも二人がクレイジーでドランクでおまへん、男女の関係の実際を言うとんやおまへんのんだす。
「並の愛」や「錯覚の愛」以下ちゅうか、その範疇にも至らん男女の関係の実際を言うとんだす。
悪しからずだっせ。
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