食神2

2011.10.30.UP.

或る人が、ナンかで脱サラしたいちゅう事で…。
或るスカタン占い師んとこへ、聞きに行かはった。
ほんだら…。

この人の命中に「食神」がおますんで…。
「あなたはね、食神という食べる神様が守ってくれてますから、食関係の仕事で脱サラしたらよろしい。」ちゅうて…。
そやから、この人は焼き鳥屋をしはったちゅうこっちゃ。
ほんだら?!
お見事!
その焼き鳥屋はん、3年でツブれはったちゅうこっちゃ。


「食神」のみならず…。
通変星の星の名称は、単なる記号だして、使用漢字の意味とは無関係なんだす。
しかし…。
四柱推命の習い始めの頃は、その星の名称の暗記のため…。
「食神はグルメとか、衣食住に関係した云々。」ちゅうて習いま。
でもこれは、あくまでも「食神」に馴染んでもらうための手段だして…。
決して、実占で使う「食神」の意味ではおまへんのんだす。

みなはんも、小学校1年の春…。
算数の時間に数字を習ろ〜た時…。
学校の先生が「2」を…。
「アヒルさんの2よ!」とか…。
「8」を…。
「ダルマさんの8よ!」
「6」を…。
「オタマジャクシさんの6よ!」「3」は口づけする時の唇よ! と教えてはNG。)

ちゅうて教わったと思いま。
これは全て、その数字に馴染んでもろ〜たり…。
形を覚えてもらうための「比喩」やちゅう事だす。

そやから…。
算数の応用問題を解く時に…。
「2」はアヒルさんちゅうのを忘れても、解けたはずだす。
数学で微分積分を解く時に…。
「8」はダルマさん…、が解く鍵でもナンでもおまへんかったはずだす。

そ〜ゆ〜事で…。
「食神」も食べる事とは関係おまへんねん!
こないな低次元から脱して、依頼者はんを占わんと…。
9億8千万年、占い師(?)しとってもウダツどころか、名も上がらん「掃き溜め人間」で終わるのが関の山だっせ。

まぁ、人生を真剣に聞きに来はった人に、百害おましても一利も無く…。
思うよ〜に収入も得られず…。
生き甲斐も生まれず…。

そ〜ゆ〜事で…。
そないな「初級の教義で占の〜と〜」スカタン占い師(?)は…。
進路変更した方がイイんじゃ〜ないですか?!


四柱推命の教義には…。
初級、中級、上級がおまして…。
初級の教義は実占には使えまへん。
使えるんは、中級上級の教義以上なんだす。

そ〜ゆ〜こっちゃ。

上林岳承

総合開運研究学会
上林岳承

運命鑑定/プロ養成占い教室
daikando@sd5.so-net.ne.jp


プロの四柱推命『関西占い物語』

inserted by FC2 system