印綬

2010.5.29.UP.

お客様「うちの娘、中学生なんですが高校進学を○○高校にしようと思うんですが。」
占い師「印綬がありますので、お勉強ができますよ。」
お客様「○○高校に行けますか?」
占い師「印綬がありますので、受験は心配いりませんよ。」

まだ、こないな戯(たわ)けた事を平気で、お客はんに言う占い師(?)がおる。
「印綬」やから賢い?!
「印綬」やから頭がエエ?!

ほんだら、東大生は全員「印綬」だっか?!

わてのお客はんに、東大の大学院を出た殿方はんがいたはりまっけど…。
命中に1つも「印綬」がおまへんで。

そ〜ゆ〜事で…。
頭がエエと「印綬」とは、関係無しやちゅうこっちゃ。
「印綬」が頭がエエとは言えまへんのんだす。

「印綬」は、日干にエネルギーを陰陽配偶で供給する星だす。
そやからちゅうて、「印綬」は現実面の解釈で「頭脳」の星ではおまへん。

エッ?
「頭脳の星やって習ろ〜た。」ってだっか?!

それは…。
あんさんのお師匠はんがスカタンやったからだす。
そやのに…。
お客はんから鑑定料をいただくプロ占い師が、スカタンに習ろ〜たままの「印綬」で鑑定(?)するんはNGなんと違ゃいまっか?!
現実面に合致した「印綬」の解釈を、お客はんに提供するんがプロだっせ〜。

まぁ、こないな巷の占い師(?)の衒い(テラい)には、「通変第2法則」ちゅう現代四柱推命の新テクニックは伝わってまへんのんだっしゃろ〜。
マトモな占いに、ほど遠い…!!

そ〜ゆ〜事で…。
四柱推命は、ライバルの西洋占星術とは違い…。
「誰に四柱推命を教わったんか?!」で、その占い師のプロの実力を推測でけまんねん。

「印綬」ちゅう、四柱推命では水や空気のよ〜な当たり前の星やのに…。
その使い方や解釈の仕方が、こ〜なんだっから…。
「誰に四柱推命を教わったんか?!」によって、大変なテクの差が出てまうんだす。
四柱推命の世界において、テクの均等な拡散は皆無だして…。
或る一門のみに、正しいテクが伝承されてるんが現実なんだす。

そやから…。
「印綬がありますので、お勉強ができますよ。」ちゅう、戯(たわ)けた事を平気で言う占い師(?)が21世紀に入っても存在するんだす。
大変な世界でんな〜。

上林岳承

総合開運研究学会
上林岳承

運命鑑定/プロ養成占い教室
daikando@sd5.so-net.ne.jp


プロの四柱推命『関西占い物語』

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