理論の真偽

2010.9.17.UP.

みなはん、童話の「桃太郎」の話はご存知だっか?
桃太郎は、サル、キジ、イヌを家来にして…。
鬼ガ島に鬼を退治に行った。

エッ?
「またあの『実録 桃太郎』のハナシか?」ってだっか?!

ノンノン。

「そしたら、あの『それからの桃太郎』のハナシか?」ってだっか?!

ノンノン。
今回は、マジメもマジメ!
大マジマなハナシだす。

或る武道(?)の総本部の…。
そこのS木先生様が、桃太郎の家来のサル、キジ、イヌの事をこない言わはりまんねん。


桃太郎は、本当はサルもキジもイヌも家来にして鬼ガ島に行ったのではない。
サルは知恵の象徴。
キジは情報収集能力の象徴。
イヌは戦闘能力の象徴。

つまり、桃太郎はサルもキジもイヌも家来にして鬼ガ島に行ったのではなく、サル、キジ、イヌは、桃太郎の能力の象徴で…。
桃太郎は1つの人間完成の形を言うている。


と…。
こないな事を聞いて…。
若おましたわては…。
若こ〜て純真やったわては…。
「エエ?! そ〜やったんか?! 目からウロコやな〜!」ちゅうて、そのハナシに感激し信用。

しかし…。
占いの勉強をして…。
その事は、S木先生様が勝手に作った作り話で、全く間違った解釈! やちゅう事が判明したんだす。

それはどないな事なんか?!
昔から、「鬼」イコール「悪しきこと」で…。
ほんで、その鬼の場所は「丑寅」の方角…、即ち「北東」。
そやから、この方角を「鬼門」ちゅうて言い申す。

ほんでこの画像のよ〜に、「丑寅」の方角と反対の方角に「申」「酉」「戌」の十二支が配属されてまんねん。
つまり!
鬼の場所「丑寅」の方角の反対の方角の十二支…、「申」「酉」「戌」…。
そ〜ゆ〜事で桃太郎は、サル、キジ、イヌを家来にして鬼退治に行かはったんだす。

でも…。
「桃太郎はサルもキジもイヌも家来にして鬼ガ島に行ったのでなく、サル、キジ、イヌは、桃太郎の能力の象徴。」ちゅう理論。
これだけを聞き申したら…。
なるほど!
ちゅうて納得でける理論と違ゃいまっか?!

こ〜ゆ〜事で…。
納得でける理論ちゅうモンは、机上で誰でもいくらでも作れるちゅうこっちゃ。
ただ、それが真実か否かだす。

わてが、今回、ココでみなはんに主張したい事とは?!
桃太郎のサル、キジ、イヌの真偽のみならず…。
四柱推命の理論も、机上で誰でもいくらでも作れまんねん。
ただ、それが真実か否かちゅう事だす。

四柱推命の、その理論の真偽は全て…。
我々の日常生活の「人間ウォッチング」を通して、審判を下せまんねん。
そやから、「実占で通用せん四柱推命の理論は、我々プロ占い師はリストラするべきや!」ちゅう事なんだす。

プロは「このテクはおかしい」と思〜たら、その裏付けをして、そのテクを惜しげもなくリストラすべきなんだす!!
プロは「真の四柱推命」と「迷信四柱推命」を差別化して、鑑定業務に携わるべきなんだす。
そ〜ゆ〜事なんだすよ。

上林岳承

総合開運研究学会
上林岳承

運命鑑定/プロ養成占い教室
daikando@sd5.so-net.ne.jp


プロの四柱推命『関西占い物語』

inserted by FC2 system