未来予知

2002.3.30.UP.

世の中、占いが好きな人がおられたら、占いが嫌いな御仁もおられま。
そ〜ゆ〜中で、四柱推命をとらえて「当たるも八卦、当たらぬも八卦。」ちゅうて言う御仁は、無知を曝しとんで論外だっけど…。(「卦」は易の用語)
「お前、俺が結婚でけんと言〜たな。ほんだら今から結婚して来たる!」ちゅうんは頷けるモンがおます。
つまりその御仁は結婚して来れるからだす。

「エッ?! 占いで結婚でけへんと出てるんやろ? そやのにナンで結婚して来れるんや?! どないなってるねん!!」ちゅうて言われるかもしれまへんが、ちょっと待っておくんなはれ。

先ほどの御仁が街で手当りしだいに「結婚してくれ!」ちゅうて、ご婦人に声をかけはったら、1人くらいは物好きもいたはって、結婚をしてくれるかもしれまへん。
しかしそれは「形の上での結婚」だす。
占いに…、四柱推命に出る結婚ちゅうのは「幸福な結婚」を指してまんねん。

つまり、四柱推命の占い師が「結婚でけまっせ〜。」ちゅう事は、「この時期だしたら、幸福な結婚になりまっせ〜。」ちゅう意味なんだす。
反対に「結婚は無理だっせ〜。」ちゅう事は、「この時期の結婚は、幸福な結婚にならんかったり、でけまへんよ。」ちゅう意味なんだす。

これは過去のデータに如実に出てまんねん。
この結論は、相性云々以上のモンなんだす。
結婚すべき時期の結婚は、ホンマに幸福な結婚になったはりま。
そ〜ゆ〜訳で、マトモな占い師には結婚する時に、すでにその末路がわかっと〜ちゅうこっちゃ。

これは結婚だけやの〜て…。
出産、転職、起業、転宅…、全てにおいて、その時期ちゅうモンがおまして…。
その時期をタイムリーにとらえて、速やかに遂行する事が開運の第一歩なんだす。

ここまでお読みになった賢明なる読者はんは、も〜おわかりやと思いまっけど「四柱推命は人の気紛れからの行動まではサポートしてまへん」ちゅう事だす。

ほんで四柱推命は「予言」ではの〜て「運命鑑定」だすんで、「具体的行動の未来予知」ではなく「行動結果の吉凶の未来予知」をサポートしてま。
「鑑定」ちゅうのは、お宝の鑑定のよ〜に、価値ある物か否か、エエ仕事をしと〜物か否かちゅう「可否の二者択一の判断」を下すんが本筋と違ゃいまっか?!
そやから「〜をしと〜おますが、うまいこと行きまっしゃろ〜か?」ちゅう問いかけを、占い師に持って行かんとあきまへん。

もう1度言いまっせ。
四柱推命は人の気紛れからの行動まではサポートしてまへん。
つまり、気紛れで結婚はでけま。
しかし、「お金持ちになれまへん。」ちゅうて言われて、いくらそれに反抗しはっても、お金持ちにはなれまへん。
だって『大運』がAランクやおまへんのんだっからね。

おわかりだっか?
前者は「行動」、後者は「運気」だす。
「行動」は気紛れや妄動でいくらでもでけまっけど、「運気」は気紛れや妄動では変えられんちゅう事だす。
「行動」はその御仁の選択ででけまっけど、その結末を支配する「運気」は選択でけまへんちゅうこっちゃ。

こ〜ゆ〜事を理解されて、占い師に「運命鑑定」を依頼しはらんと、鑑定料がムダになりま。

占い師は素質が無いとなれまへんよ〜に、占いをしてもらう人も「占ってもらう素質」がおまへんとNGやちゅう事でんな〜。

上林岳承

総合開運研究学会
上林岳承

運命鑑定/プロ養成占い教室
daikando@sd5.so-net.ne.jp


プロの四柱推命『関西占い物語』

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